「錦江湾の中心で愛を叫ぶ」
優介は急いで会社をとびだした。
彼の足どりは、ステップを踏むかのように軽やかだ。
走っていたら、キレイな女性を見かけた。
その女性を眺めていたら、カバンからかるかん(棒状の長いやつ)を落とした。
優介は急いでかけより、かるかんを拾い上げた。
が、見上げた先にはすでに女性の姿はなかった。
優介はその女性にかるかんを届けることを心に決めた。
「あの人とこのかるかんを一緒にたべたい!」強くそう思った。
かるかんを眺めたら。あるヒントに気がついた。
あれ?このかるかん・・・。
よくみたら名刺がはさんである。
和紙でできた和風の名刺。
「西郷たかえもん」
TELは090-××××-0315
よし、連絡してみよう。
プルルルル
ガチャ
西郷(太い声)「もしもし。西郷です」
<事情説明>
優介「届けに行きます」
西郷の住所は優介の職場と近かった。
訪ねてみると、西郷は超イケメン(溝端じゅんぺい似)だった。
西郷はこのかるかんの製作者だった。
家族経営の店で創業明治10年。
届けて、あいさつして、帰ろうとした。
そのとき奥から女性があらわれた。
女性「いらっしゃいませ」
(あ、あのときの!!)
優介はうれしすぎて言葉がでない。
<・・・という出会いから5年が経過>
この出会いをきっかけとして、優介は最愛の人「たか子」と、
付き合うことになった。
優介「あの約束そろそろ・・・」
優介「錦江湾にはイルカがいるし、あの約束を果たさなきゃ」
イルカに乗って2人で桜島を目指すという約束は2人の絆だった。
この計画は水族館のイルカを逃がし、イルカと一緒に桜島を目指し、
イルカと協力して桜島の噴火を止めるという一大ミッションのために、
2人は5年という月日を使ったのだ。
いよいよ勝負の日。
錦江湾には雲ひとつない青空。
あの時と同じように2人のポッケにはかるかん。
「無事に帰って、2人でこのかるかんを食べよう」
イルカにのって2人は出かけた。
桜島までの道のりはスムーズだ。
無事に到着し、桜島に登る。
途中でかるかんを食べる。
「やはり西郷かるかんはうまい」
その時、優介は手元のかるかんを火口に落としそうになった。
たか子が拾おうとした時、足元の石がくずれた。
2人の危機。
彼女の身代わりに優介は火口に沈む、その瞬間、
優介「おいは、結婚したかったけど、無理じゃが。
もっとおまえとかるかんを食べたかった」
長渕を泣き歌いながら、
たか子はヘリコプターで帰っていった。
The End.
【参加者コメント】
・「全米が泣いた!」
・あとのグループの頑張りにびっくりでした!!
・泣が止まりませんでした
・かごしまでも、こんなにステキな出会いがあるなんて!!
・世界に1つだけの本ですね
・みんな天才!
・私もかるかんを落としたい!!
・おもしろいね。まじで。
・かるかんが好きになった!
・ハラハラしたけど、ちゃんとまとまってた
・枠にとらわれない発想!
・衝撃のラストに涙!!
・壮大なストーリーになりました
・鹿児島人なら楽しめる!!
・みんなの知恵に拍手!!
・はじめて本を書いた。かも。
・つながる つながる つながる つなげる つなげる つなげる
チームAからチームFへのストーリー
・すっごいデートプラン考えたのに、使えなくってザンネン。
次回はデート満載にしますよ
・錦江湾の中心で愛を叫び!今度は天文館の中心で愛を深めましょう
・鹿児島という舞台の中で、小説を描くなら市電での恋愛もあるといいな。
今回も次回も宜しく!ありがとうございました
・ドラマは足元にある!
・イルカは大事な脇役です
・フンカ設定は私です
・まさか本ができあがるとは!!!
・かるかん1度食べてみたい
・ナイスチームプレー
・全員でステキな話ができやした
・錦江湾で愛を叫びたーい
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