2011年 第10回(6/12)

日時:平成23年6月12日(日)10:00~11:30
会場:FUKU+RE cafe

参加者:17名

紹介された本:


   ・The Blue Day Book

   ・アルケミスト

   ・TRIP TRAP

   ・役にたたない日々

   ・シズ子さん

   ・ソラニン

   ・我と汝(Ich und Du)

   ・へうげもの

   ・歴史の舞台

   ・NGO 辺境からの挑戦―カラモジア運動の20年

   ・「また、必ず会おう」と誰もが言った

   ・サンピラー~お母さんとの約束

   ・ハーレムの熱い日々

   ・愛すべき娘たち

   ・30代にしておきたい17のこと

   ・卵の緒

   ・寝ながら学べる構造主義

   ・風にのってきたメアリーポピンズ帰ってきたメアリーポピンズ

 

 

皆様、本日もご参加ありがとうございました!

2回目の開催となるFUKU+RE cafeさんでのTenDoku。

参加前から「FUKU+RE cafeさん、素敵なカフェのようですね~」という弾んだお声をお聞きすることが多く、私たち案内人も楽しみに当日を迎えました。

 

本日のおやつは、特製フクレ菓子とドリンクのセット。

弾力ある、程好い大人の甘さのフクレに、ふんわり柔らかな絶品クリーム。

ドリンクはコーヒー、紅茶。

中でも紅茶は薫り高いMARIAGE FRERESのマルコ・ポーロ。

・・・皆さん幸せそうなお顔でした。

 

3テーブルそれぞれ多彩な本とお顔ぶれ。

私(鮫島)がファシリテーターをさせて頂いたテーブルは

とある美女の来歴と掘り下げにはじまり、娘と母親にまつわる親子・死生観を経、

学生と社会人の切ない齟齬と甘酸っぱい青春回顧を経由したかと思うと

どうしようもないブルーな気分には動物の純粋な表情が特効薬だというひとつの素敵な解あり、

人生は旅、外なる旅と内なる旅との繰り返しだという各自の内省を経て

たどり着いたところは宗教哲学者マルティン・ブーバー『Ich und Du』。

対話の哲学を語るこの一冊ですが、「大事なことは最初の1ページだけなんです。あとはただの繰り返しなんですよ・・・」とにやりとユーモアたっぷりの表情で力説される素敵な参加者さんに、一同大笑いのうちに幕を閉じました。

この「本と人と本との織りなす、予想のつかぬ展開」が、わたしは大好きです。

人によって本の魅力は増幅され、その逆もまた然り。

そしてそんな皆さんの、ぎゅっと凝縮された人生のひとこまに立ち会えるひととき、

なかなか日常の生活では味わうことができないのではないでしょうか。

 

いつもながら、貴重な楽しいひとときをご一緒させていただき幸せでした。

ありがとうございました!

 

 

また本日は「天文館図書館」構想をお披露目させていただきました。

こちらについては、別途お知らせをさせていただきます。

 

 

次回の開催も、まもなく詳細UPさせていただきます。

皆様にお目にかかれますこと、楽しみにしております。

 

 

TenDoku 鮫島